フィットネス女子、ボディービルダーに欠かせない「筋トレ」と水素について
①筋トレに及ぼす水素の効果(ミトコンドリア・エネルギー・活性酸素)
呼吸をすることで酸素を取り入れなければ人は生きていけない。呼吸で取り込んだ酸素の
90%以上はミトコンドリアで成長や生存のためのエネルギー(ATP)生成に利用さるが、
この過程で酸素の約2%が活性酸素に変わると言われている。言い換えると、細胞の中にあ
る「ミトコンドリア」は、呼吸(酸素)・食事などから取り入れた「糖」を元にエネルギー
を生成することで、私たちは活動できる。このエネルギーを生成される際に副産物としてつ
くられるのが活性酸素。つまり、人が活動する限り活性酸素は発生し続ける。そしてこのミ
トコンドリアで生成された活性酸素はミトコンドリア自身も傷害して、損傷ミトコンドリア
からは一層多くの活性酸素が産生されるという悪循環が形成されると考えられている。呼吸
するだけでも活性酸素が産生されてミトコンドリアが消耗するので、運動をすると・・さら
に強力に筋肉を鍛える筋トレ(有酸素運動)をすれば当然ながら多量の活性酸素が産生される。
以上をまとめると、筋トレに必要なエネルギーを産生するミトコンドリアからの活性酸素を、
最も効率よくかつ強力に除去可能なのは水素である。水素は筋トレを含む有酸素運動において
効率良くエネルギーを作り出す作用を有し、若々しく健康で強靭な体・筋肉を維持する。
②筋トレ後に溜まる乳酸と水素(筋疲労・筋肉痛・筋の炎症)
水素は、運動(筋トレを含む)により筋肉に蓄積する乳酸値の上昇を抑える作用がある。
これにより筋肉の疲労回復にもつながることが期待される。また筋肉痛の早期回復にも貢献す
ると考えられる。激しい運動をして筋肉の繊維が破壊され、その回復過程において炎症を起こ
し、この際に発生する発痛物質が筋膜を刺激している。また、筋繊維が切れると、その箇所に
乳酸がたまって痛みを引き起こす。乳酸は筋肉中の毛細血管に残り酸素の供給を阻害するため、
しばらく鈍痛が生じる。破壊された筋肉の繊維の、回復過程においての炎症ならば、活性酸素
が発生しているはず。ここで水素が有効性を発揮すると考えられる。すなわち、水素は筋トレ
による、筋疲労・筋肉痛・筋の炎症抑制に有益であると言える。
③ボディービルダーへの皮膚への影響
ボディービルダーの皮膚には皮下脂肪がほとんどなく、「皮膚が筋肉に張り付いた」状態で
ある。水素は皮膚老化を引き起こす活性酸素の除去により、ハリのある皮膚を維持できている
ものと思われる。ボディービルダーの方々に良くみられる、紫外線機器による日焼けは紫外線
による活性酸素の発生を引き起こす可能性があるが、これも日焼け直後に抗酸化作用を有する
水素を皮膚に取り込むことで、速やかな除去が可能である。
④水素乳酸(外用)が筋肉に及ぼすドラッグデリバリーシステム(DDS)
「抗酸化作用」のある物質や食品の代表例として、「ビタミンC」「ビタミンE」「ポリフェ
ノール」「カテキン」などがあるが、水素にはこれらよりも強力な抗酸化作用がある。通常の
抗酸化物質は分子サイズが大きくてミトコンドリアのある細胞内に入りこむことは容易ではない。
また細胞膜は脂溶性なので水溶性の物質は通過できず、水分で満たされている細胞内には脂溶
性の物質は入っていけない。一方で、水素は分子が非常に小さいうえ(水素は地球上のあらゆ
る物質の中で一番小さい)、高分子の間を通り 抜け、細孔・薄膜等を容易に透過する。生体成
分に対しては水溶性、脂溶性を問わずに拡散することから、あらゆる臓器とそれを構成する細
胞の中にまで容易にしかも 素早く拡散されるので、悪玉活性酸素(体をサビさせる物質)を除
去する力が非常に大きいことが明らかになっている。善玉は残し、悪玉活性酸素のみを選択的
に除去するのは抗酸化物質の中で水素だけ。外用した高濃度水素乳液中の水素分子は、組織の
隙間を通り抜けて、筋肉に到達すると考えられる。筋肉痛に用いられる湿布剤や外用薬が、高
分子にも関わらずDDSにて皮膚表面から筋肉に到達してその有効性を発揮することを考えると、
宇宙最小分子の水素が含有乳液から筋肉に到達することは、DDSの理論上容易であると思われる。